仕事と子育て(子ども)

少し前までは、女性のみの悩みだったのだろうけれど、価値観が変わって、男性もこのテーマについて考える人が出てきていると思う今日このごろ。

今日は久しぶりに仕事ができる若い女子に会って刺激をうけてしまい、
このところ封印していたこのテーマについて、再び考えてみた。

「仕事と子育て」

子育て、という言葉が私はあまり好きじゃない。
だって育てている感じがしないから。生活の手助けはしているけれど、彼らは彼らの力で成長していると思う。
私はそれを少しばかり手伝っているだけ。
だから「仕事と子育て」というより「仕事と子ども」の方がしっくりくる。

前置きはともかく、、結論から言えば、この2つはバランスをとってどちらも両立させるしかない。
でもどうしても、どちらかをとる、という考え方になりがちだ。
正直に言うと、私は自分が子どもを産むまで、子どもは得意じゃなかったし、
ずーっと仕事をしていたかった。子育てのために仕事をやめるとか、仕事を少なくするなんてイヤだと思っていた。

だから若い頃は常に子どもよりも仕事を優先していた。それがカッコいいと思っていたし、そうしなければならないと思っていた。
泣きわめく子どもをベビーサークルに閉じ込めて、終日仕事をしていたり、
月曜から金曜のみならず、土曜日も保育園に預けて仕事をしていたり。
仕事をしたいのに、子どもが熱を出したり病気になると、ストレスをためたり。
子どもがいなければもっとできるのに、と仕事が進まないのを、子どもたちのせいにしていた。
そんなことをしているから、ケアが行き届かずに、上の子は3回も入院した。
カゼをこじらせたり、インフルエンザで痙攣になったりして。

自分が小さい頃から、母がバリバリと働いていたから、自分もバリバリと働くのは当然だと思っていた。
それなのに、あるとき母は、「子どもが小さいうちは、仕事はガマンしなさい」と私に言う。
そんなのおかしい、母だってバリバリやっているのに自分を棚にあげて何言ってるんだろう、と反発する私。

だけど数年たってわかった。

母はきっと、もっと家族と一緒にいる時間を持てば良かった、と心の中で思っているんだと思う。
たしかに、母が本格的に働き始めたのは私が小学校の高学年くらいになってからだし、
必死に働かなければならない事情もあった。
でも、とかく親というのは、自分ができなかったことを子どもに期待する。
だから、きっと子どもたちと一緒にいた方がいい、というのは、母の本心からのアドバイスなのだと思う。

そうやってアタマで理解しようと思っても、さらに数年の間は何度も葛藤があり、
そしてようやく昨年の震災で覚悟した。

my mother advised me not to take the business as first priority.

これは英会話の先生に何度も言わされたフレーズ。
仕事と子育てを、私がどうバランスをとっているのか、彼は不思議に思っていたようで、
母にアドバイスをもらった、と話したら、ひどく納得して、このフレーズを念仏のように繰り返していた。
やっと意味が理解できるようになった。なぜ母が何度も私に仕事を優先するな、と言っていたのか。

仕事は大事です。お客様もスタッフもみんな大事。

だけどそれはすべて家族というベースがあってこその話。
子どもたちが具合が悪かったら、子どもたちが学校に行きたがらなかったら、そもそも仕事なんてできないのだから。
子どもたちがいてくれるからこそがんばれるし、子どもたちから学ぶこともたくさんある。
彼らのおかげで仕事できる時間が短縮された分、効率的に仕事をするようになった。
短時間で仕事の成果を出して、短時間で子どもたちと濃密な時間を過ごして、過剰な愛情をそそぐ。

あたりまえのことなんだけれど、何ごともバランス。
そしてバランスをとるのは容易ではない。
だけど、難しいからこそやりがいがある。
仕事だけやって成功したって、きっと人生のおもしろさは半分くらいなんじゃないかと思う。
子どもも、自分の好きなことも、やりたいことを全部やって、それでもなおかつ仕事を成功させる。
まだまだ全然できていないけれど、これってめちゃくちゃ挑戦しがいがある。
だから寝る時間がもったいなくて、こんな時間になっちゃうんです。
でもいいかげん寝ないとね。それこそ子どもたちがもうすぐ起きてきちゃいますから。笑
おやすみなさい。

6 Replies to “仕事と子育て(子ども)”

  1. ピアレス ゆかり

    うちも二人子供がいるので(14歳と3歳)気持ちよくわかります。特にうちは私がシングルマザーなので(1週間おきに子供達はお父さんと私と過ごします)下の子はうちにいるときはとにかく一緒に過ごしたいみたいで30秒も「ママ!」と言われないことはありません。数ヶ月前は仕事のストレスで「子供がいるとなんにもできない!」と思うことも本当に多かったですが、今はできるだけイライラしないように、「遊んで」と言われたらできるだけ一緒に時間を過ごせるように努力しています。ホント、子供ってすぐ大きくなりますもんね。お互いストレスためすぎない程度にがんばりましょう!

    • jitsuko

      ゆかりさん、返信遅れました!コメントありがとうございます。下のお子さん、お写真見ているとママっ子なのよくわかります。甘えてくれるととっても嬉しいけれど、仕事が忙しかったりして余裕がないと、子どもにも優しくできなかったりしますよね。
      そうですね、ストレスためすぎない程度にがんばりましょうね!

  2. chizuko

    Jitsuko様
    いつもfacebookでフィード講読させていただいています。
    私には22歳の娘がいます。彼女は0歳から小学校上がるまで保育ルームで育ちました。まさにJitsukoさんと同じで、朝から晩まで預け、家に帰ってからもサークルに入れっぱなしでしたね。。出産してすぐに仕事に復帰し、日曜日出勤もしていたので母や義母に子供を預け、わがまま聞いてもらってました。それなのに 娘は寂しいの一言も云わずに、反抗期もなく、ここまで私を支えてきてくれました。ずっと寂しい思いをさせてきたはずなのに。本当に愛おしく感謝の気持ちでいっぱい。今は娘と二人ですが、なんでも話し合う、仲の良い親子です。
    だから周りで出産してもバリバリ働きたいっていう後輩なんかには、働くのもほどほどに。子供との時間を必ず作ってあげてね。って必ず云ってあげます。

    • jitsuko

      chizukoさん、返信遅れました!コメントありがとうございます。娘さんとの関係、素敵ですね。きっと寂しい思いもしていらしたと思いますけれど、その分、人の気持ちのわかる優しい女性になられたのではないでしょうか。
      私も息子たちと一緒にバーに飲みに行くのが夢です。笑

  3. あーのるど

    我が家も共働きなので、息子が小さい時は、無理させてしまい、何度か肺炎で入院した事もありました。外国人や日本人女性上司の時には、子供が病気の際には、休暇や早退等融通を効かせて貰えたのですが、日本人男性の上司の時には、なぜ私が子育てするのか、理解して貰えず大変苦労しました。
    日本の少子化の原因も、少なからずこの辺りにあるのではないでしょうか。仕事はもちろん大事ですが、家族や友人関係等、全て含めて一人の人間の人生なのですから。
    これからも、悔いのない人生がおくれるように、自分や家族にとって、何が一番大切かを見失なわないように、生きて行こう思います。

    • jitsuko

      あーのるどさん、返信遅れました!コメントありがとうございます。そうですね、日本の少子化の原因は多数あって、職場の問題も大きいですね。多くの人に協力してもらわないと、子育てはできませんよね。たぶん日本の社会全体がもっとも大切なのは子どもたちなんだという意識が低いのだと思います。でもこういうことに気づいている人たちもいますから、1つずつ少しずつでも社会を変えていくことができたらと思います。

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