[KW009] 人間五十年

人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり。

織田信長が好んだと言われる敦盛の一節。
Wikiによると、本来の意味は
「人の世の50年の歳月は、下天の一日にしかあたらない」
とのこと。
信長の時代16世紀は実際に平均寿命が50歳くらい。いまは女性なら86歳。
だからかなり極端な感じ方ではあるけれど、
私はこの言葉を聞いた時、直感的に、
ああ自分の寿命ももしかしたら50年なのかもしれないんだ、と思った。

以来、私は自分の寿命は50才だと思って生きている。
そう思ったら一瞬足りとも無駄にしたくないと思った。
自分がやりたいことがあるなら、迷わず躊躇せずどんどんやろうと決めた。
もし50才以上生きることができたら
(完全に健康体なのでかなりの確率で長生きになると思うけれど)
それはそれとして、ありがたく第二の人生を生きようと思う。

自分が50才のとき、上の子は大学生、下の子は中学卒業。
高校からは留学して欲しいので、子育ては一段落ついているだろう。
会社は、仕事は、どうなっているだろうか。
しっかり目標が達成できているだろうか。
そして第二の人生は何を成し遂げようか。

あと9年と少し。
2021年がとても楽しみだ。

2 Replies to “[KW009] 人間五十年”

  1. 三尾圭右

    人生五十年まで、重荷背負って、山登り、
    その後は、峠越えて、その荷を降ろして生きましょう。
    きっと、違う世界が拡がって、気分は峠越えて来た涼風に舞うでしょう。
    目指すは、向こうに広がる麓彼方です。
    貴女の姿を天空から観てるよ、お先に、

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