「そして父になる」
今日は運動会。
長い一日だった。。運動会のお弁当づくり、朝から夕方まで応援、運動会後は自分の運動のために6kmジョギング。ごはんつくって洗濯ほして、、ようやくいま読書タイム♪
「そして父になる」ノベライズ。先行上映を観たあとゆっくり読んでいる。
幸運なことに是枝監督には、数年前にお会いしてインタビューしたことがある。
思慮深く、洞察力があって、秘めた熱さを感じた。
「そして父になる」、映画を観て最初に感じたことは、私にとっては日常過ぎるテーマだったということ。でも時間をおいて映画を振り返ってみると、日常のテーマだからこその深さや共感できる点が多くあるのだろう、ということに気づきはじめた。
このところ写真を撮っていて思うのは、実は日常を表現するということはとても難しい。
日常を表現して感動してもらうこと、これはとても難しい。
是枝監督のすごさはそういうところにもあるのではないか。
もうひとつ私が感じたことは、親子関係だけではなく、人間関係そのもののへの提議。
人ときちんと向き合おうとしない、コミュニケーションの希薄さに対する、監督なりの提言なのではないか、ということ。
主人公の野々宮良太は、福山さんが言っていたように「父になり始める」ところで話は終わる。
きっとこの物語のあとも彼にはいくつかの試練があるだろう。
でもきっと「父になる」んだと確信できる。
もう少し復習してみようと思う。映画もあと2回くらいは観に行きたい。