「灯台へ」ヴァージニア・ウルフ / 2025年読書記録 (5)

2月10日読了

「文学の森」1月~2月のテーマ。少し時間がかかったけれど、平野さんの言うように、1章を頑張って読んだら、2章は急に展開するので、わかっていたものの驚きながら読み終えることができた。

モノローグな本ってあるけれど、この本は話し手がコロコロと変わって、それが永遠と続いていく。平野さんが言っていたけれど、現実には口から発することのない言葉が文字として書かれている。でもたしかに心の中では、こんなふうに色んなことをぐるぐると考えているよなと思った。

1章で1日、2章で時間が急展開に進み、2章はまた1日のできごと。これだけの文量で2日間を語っているのが、名作と言われるゆえん。

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