[KW010] 立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
英国在住の友人、幸子宅のもうすぐ咲きそうだという牡丹。
Facebookにアップされた写真をお借りして掲載。
この写真を見ていたら思い出したのが今日のキーワード。
美人をたとえる言葉。
私は子どもの頃からムスっとした顔立ちをしていて、正直とっても可愛げが無い子どもだった。
私が行っていた女子校は、みんな育ちが良くてとても可愛い子たちばかり。
今会ってもほんと美人ぞろいで驚くのだが、
子ども時代はなにしろとても羨ましく思っていた。
なんとか少しでも努力できないかと、せめてスタイルを維持しようとか、
ヘアスタイルやメイク、ネイル、服装に気を使うようになったのは、やっと自分で仕事をするようになってから。
人は見た目が9割という言葉もあるけれど、やはり営業の仕事なのだから、第一印象はとても大切。
オバさんが営業にくるよりも、少しでも気をつかっている女性が来てくれたほうが良いに違いない。
外見に気を使うのは自己満足ということに加えて、相手へのせめてもの気遣いだ。
でも外見と同じかそれ以上に大切だなと思うのは、全体の雰囲気。いわゆるオーラのようなものだと思っている。
年をとると内面が外に出る、というのは若い頃だってもちろん聞いていたけれど、
でもまさかこんなに出るものだと思わなかった。
内面の美しさが、身にまとうオーラになる。
顔のパーツがイマイチでも、内面の美しさを磨くことであれば、あとから努力すれば誰でもできることだ。
やはりオーラのある人に会うと、とても魅力的だなと感じる。
それは男性でも女性でも同じ。
芍薬、牡丹、百合の花のような、優雅かつ謙虚で、しなやかなオーラ。
私に足りないのは特にしなやか、という部分かな。
もう一段上の、大人の女性になりたい。