[KW012] 三人寄れば文殊の知恵
先月から始まった三重でのプロジェクトは、私の他2名のオジサマ、3名で新規ビジネスの企画中。
このお2人はそれぞれ会社経営をされている方たちで、ずっと三重でビジネスをされているのだけれど、
私も含め3人が3人とも、全然性格が違うし考え方が違うから、企画会議はいつもとても面白い。
3人寄れば文殊の知恵、という諺は、凡人でも3人集まれば、という例えだから、
オジサマたちは凡人どころかとても個性的な方々なので少し失礼だけれど。
それにしても3者3様の意見のぶつけあいはとても熱い。
リーダーのN社長の口ぐせは、
「こういうの無理かもわからんけど、〜っていうのをやってみたらどうかと思うや」
それ、はっきり言って無理です、そんなことやってる人誰もいないし。リスクが高過ぎます。
ストレートにこたえたら、そういう回答になるのだけれど、でもその「無理かもわからんけど」で
出てくるアイデアが、常に時代の方向性に合ってるので、とても驚かされる。
対するA社長。この方は「戦略が大切だ」「事業というのは継続することが一番大切だ」と力説する方で、
色々なアイデアに対して、それが持続可能なのか、利益を生み続けることができるのか、
客観的に助言してくれる。
とても良いチームです。
毎回数時間、長いときには7時間くらいノンストップで話し続ける私たち。
バックグラウンドもやっている仕事も全然違うのに、ここまで一生懸命に相手の話を聞き
アイデアをぶつけ合えるのは、
「感謝とリスペクト」
の関係があるからだと思う。
正直言って、京都に引越してこちらの方の考え方への理解や、自分の価値観の変化がなければ、
このプロジェクトにこのような形で参加することはなかったと思う。
出会いというのはとても不思議。
この縁に心から感謝。
必ずオジサマたちとのビジネス成功させたい。