[KW025] プロジェクトリーダーの心得

今日は、ある社内システム開発プロジェクトの取材でKOBELCOさんへ行ってきた。
プロジェクトリーダーのお話はとてもおもしろくて、下手なセミナーへ行くよりもずっと勉強になった。

  1. やりたいことを明確にする

  2. 解決したい課題がある。だからそれを業者に発注する。
    その場合、やりたいことが漠然としていてはダメ。
    業者に提案してもらうのもダメ。
    その業務については自分たちが熟知しているのだから、やりたいことを徹底的に明確にする。
    業者にお願いするのは、それをどのようなシステムにするか、という彼らの専門部分だけでよい。

  3. 何でもかんでも盛り込まない

  4. 段階的に導入する。一気にやろうとしない。
    システムが全てを解決してくれるわけじゃない。

  5. エンドユーザの利便性が最優先

  6. エンドユーザを最優先するが、同時に必ず使わなければならない状況をつくる。
    そうすれば、せっかくつくったのに誰もつかってくれない、なんていうことは起きない。
    また、エンドユーザの要求を完全に満たす必要はなく、すこしくらいストレスがあっても良い。
    その方が改善案などの意見が出やすくなる

  7. とにかく業者に色々注文をつける

  8. できるかどうかわからない、見積もりがどうなるかわからない、それでもとにかく聞いてみること。
    できないならできないで良い。遠慮していたら、いいシステムはできあがらない。

  9. 決断にかかる時間は大きなコスト

  10. 意思決定に時間がかかればそれだけコストがかかる。
    とにかく決断していくこと。失敗してもいい。スピーディな決断を繰り返す。

  11. チームメンバーの役割分担をしっかりすること

  12. チームメンバーは何が自分の仕事なのか、責務なのかわかっていれば仕事をしやすい。
    だから仕事が早く効率的に進む。

はあーなるほど!と感心するばかり。
当たり前のことが多いのだけれど、これができないチームが多い。
こういう方がリーダーなら、チーム内でも、業者とのやり取りも、切磋琢磨はあっても、きっといい仕事ができると思う。

最後にひとこと。

「仕事にはね、必ず遊び心が必要だよ」

totally agree! です!

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