ひとりで生きる
究極的には人間は、ひとりで生きなければならないのだと思う。
あまり多くを語れないのだけれど、私が10代のころは家がごたごたとしていたこともあって、
私は中学生になるころには、自分はひとりで生きなければならないと自覚していた。
紡木たくのホットロードに影響をうけていた頃。
このマンガは当時仲良くなった友人に教えてもらった。
彼女もちょっと反抗的なところがあって、校則を違反してパーマをかけたり、
透明のマニュキュアを塗ったりしていた。
私も大人が大嫌いな時期で、いわゆる私立の女子校だったから、そんなに荒れるとかそういったことはないけれど、
大人なんて、バッカみたいだ、と思っていた。
わたしはああいう大人にはならない。そういう反面教師ばかり見つけて、大人なんかに頼らずに早く自立したいと思っていた。
ホットロードの中で、主人公の和希に、彼氏の春山がこんなこと言う(セリフは正確じゃないけど)。
「おまえ、おれがいなくても、ひとりで生きていける女になれ」
なんか、すっごくかっこよくて、わかった、ひとりで生きていけるようになる!と自分に言われたわけじゃないのに叫んでいた。
そうやって中学生のころから、ずーっとつっぱって、強がって生きてきた。
結婚式のパーティで、スピーチしてくれた友人たちはみな、「実子はとにかく強い人です」と紹介してくれた。
それだけみんなにとっては、印象が強かったんだろうなと思う。
(パーティのあと、父だけが、こっそり私にそんなに強くないのになあ、と言ってたけれど)
だけど、人間なんてひとりでは生きられない。
自立していることは大事。だけどそれとひとりで生きるのとでは話が違う。
私の性格を見抜く人は、そんなに強がらなくていい、と言う。
ああバレてるんだな、とちょっとがっかりする。
特に年をおうごとに、そう言われることが多くなってきた。
自分でも強がっても仕方ないと思うようになってきたせいだろう。
悪い傾向ではないとは思う。だけどね、、、
今夜は久しぶりに福山さんのラジオを生放送で聴いていて、
最後の弾き語りは「ながれ星」だった。
「ながれ星」聴きながら号泣。
「ひとりで生きるつもりだから やさしい言葉をかけたりしないで」
名曲♪
本当は自分が傷つくのが怖くて強がってるだけ。自分を守っているだけ。ひとりで生きていけるわけじゃない。
今夜は少し本音を書いてしまった。こういう日があってもいいよね。(^-^)
今の自分が該当しますね・・・
わたしもそうみえてる。。しっかりものと。でもほんとは。。つよがってるだけ。。ただ甘えた自分を見せたいひとに出会ってないだけなんだよね。。
頭をよしよしされて。。。甘えたいよね。。
素直じゃないですよね、、