感性を共感できる幸せ
昨日3年ぶりに再会した、もう25年ほど写真をやっている友人。
このところ私がFacebookにアップしている写真をみて、写真うまくなったね、と言ってくれた。
とても嬉しかった。
私自身も、主にiPhoneで撮影した写真をFacebookにアップするという習慣ができてから、
どういう写真が良いのか、伝わるのか、感動するのか、自分でわかるようになってきた。
写真は本当におもしろい。
自分が伝えたいことは1つにしぼって、それを伝えるための空間を撮影する。
切り取られた四角の画像なのに、力のある写真は、切り取られて見えないはずの、写真にうつっていない空間が見えてくる。
今年10月にたまたま梅田大丸をとおりかかったら、石川賢治氏の「宙の月光浴」という写真展をやっていて、ふらっと立ち寄ってみたら、もう会場に入ったとたんに月の光に魅了され、こみあげてくるものがおさえられなかった。
写真の前で呆然とたちつくし、ぼろぼろと流れる涙をそのままにしていた。
この話を友人に話すと、その感性とってもいいね、と。
感性を共感してもらえるのって、本当に幸せだと、心から実感した。
友人との再会に感謝しつつ、今夜は石川賢治さんの写真集を眺めている。
石川賢治「月光浴」 Moonlight Blue
http://gekkouyoku.com/