「戦わずして勝つ」〜孫子の兵法〜

自分が逆の立場になっていることもあるから、自戒の意味を込めて。
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なぜだか早朝からもりもりと仕事をしてしまい、ふと昨年コンペで負けた仕事が最終的にどのように完成したのか、ということを知って、そのクオリティの低さに酷く落胆した。

コンペに負けたり提案が通らなかった時、ライバルの仕事があっぱれだという完成度なら納得できる。でもどう考えてもクオリティが低いものが公開されていたりすると、ものすごく悔しい。というか悲しい。

成果物のクオリティが問題ではないとなると、負けた要因としては主に3つ。
 1) コスト(見積金額)
 2) 顧客対応(コミュニケーション不足)
 3) コネ(関連会社や子会社、上司の知り合いの業者、銀行の紹介の業者に発注した等)

1) はある程度仕方が無い。いくらこちらが勉強しても赤字になるものを引き受けるわけにはいかない。
2) であるなら一番反省すべきところ。とにかくコミュニケーションが一番大事なのにそこが弱かったのだとすれば、あきらかに自分の責任。
3) の場合。これが一番納得できない。それ最初からアイミツなんじゃないの、と言うケースすらある。
もちろん出来レースは以前と比べたら減ったと思うし、そもそもそんなレースには参加しないようにしている。

だから 3) を避けるにはまずそれが戦う価値のあうものなのか、勝算があるのか見極める力を養うこと。
あとは 2) への対策としてしっかり顧客対応をすること。

さらに言うなら、そもそも他者と比べられるような仕事をしないこと。
「ぜひお願いしたい」と言ってもらえる仕事だけをするべきだ。

「戦わずして勝つ」〜孫子の兵法〜

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